2018年に兵役に入った芸能人はとても多かった。その顔ぶれを見ていて顕著に思ったのは、軍事境界線の近くの最前線の部隊で新兵訓練を始めた人が多かったということだ。この現実をどう見ればいいのか。
写真=韓国陸軍公式サイトより
自隊配置とは何か
これまでの現役兵の場合、韓国中部の論山(ノンサン)にある陸軍訓練所で5週間の新兵訓練を行なう人がとても多かった。数年前までの芸能人の兵役も、この例が一般的だった。しかし、2018年に兵役に入った芸能人の場合、論山の陸軍訓練所ではなく、軍事境界線の近くを守っている最前線の部隊の新兵教育隊に入るケースがとても多かった。仮に最前線の部隊の新兵教育隊で兵役をスタートさせると、5週間の新兵教育が終わったあとに自隊配置を受けることがほとんどだ。自隊配置というのは、新兵訓練後の本格軍務も同じ師団で行なうことを意味している。つまり、そのまま最前線の部隊で兵役の最後まで務めることになるのだ。
もともと、韓国陸軍は北朝鮮からの攻撃を防御することが任務の第一になっており、最前線の部隊は国土防衛の要だ。加えて、韓国最北部なので一番寒い地域であり、地形の起伏が多いので訓練も厳しいと言われている。
まさに隔世の感
最前線の部隊で兵役を始める芸能人が多いというのは、何を意味しているのか。たとえば、ジョン・ヨンファの例を見てみよう。彼は2018年3月5日に江原道(カンウォンド)の華川(ファチョン)郡にある第15師団(勝利部隊)の新兵教育隊に入った。
ここで5週間の新兵訓練を受けたあとに、自分から志願して第702特攻連隊に入隊している。特攻連隊というのは、前線で特殊任務を行なう連隊だ。隊員には軍事的な専門性が高度に求められる。兵役期間中の軍務がそれだけ厳しくなるが、あえてジョン・ヨンファは志願した。よほどの決意を持っていたことだろう。まさに隔世の感がある。かつての芸能界では意図的な兵役逃れが何度も摘発されてきたからだ。
芸能人にとっての兵役は?
事情が変わったのは2010年以降だ。一番訓練が厳しいと言われる海兵隊に志願したヒョンビン、最前線の部隊で軍務を立派にやりとげたソン・ジュンギ、軍人としてすべての技量が優秀な人が選ばれる特級戦士になった東方神起ユンホ……彼らは兵役に前向きに取り組んで、芸能界に復帰後も大活躍している。こうした先輩たちが良き手本となり、後輩の芸能人も大いに勇気づけられた。
何よりも、兵役は貴重なキャリアになるという意識も最近の芸能人には強くなってきた。そうであるならば、より環境が厳しい最前線の部隊で兵役を全うしよう、という覚悟が備わってくる。かつて兵役は「芸能人の墓場」と言われた。しかし、今はそんな時代ではない。「芸能人にとっての兵役は、自分を磨いて一回り大きくなる場である」最前線の部隊に次々に入隊していく芸能人を見ていると、つくづくそう思えてくる。
source:ロコレ
文=康 熙奉(カン ヒボン)
芸能人が多く行く場所があったけど
不祥事もあり廃止となった
BIGBANGは 良くも悪くも
いろんなイシューがあった
特にジヨンやテソンは
厳しい部隊選ぶのわかるよね…
みんな〜
ファイティン❣️