お金さえあれば 僕もジードラゴンのように着こなせるだろうと話した。 10年が過ぎた。 彼はより多くの富と名声を積み、より多くのファッションを楽しんだ。 10年前他の追随を許さなかったこのファッションリーダーと張り合える人物は探してもいない。 僕の考えも変わった。 僕がジードラゴンより服がもっと好きという確信がない今、お金があってもジードラゴンになれるはずがない。
テヤンが いつかの音楽トークショーで話した、「そのどこにもなかった服をジードラゴンのたんすで見つけた」のエピソードは有名だ。 その時MCはジードラゴンに 「服がそんなに好きですか?」と聞くと、彼は恥ずかしそうに 「はい、大好きです」と答えたと覚えている。 その時も今もジードラゴンほど ファッションに熱意を見せている人はいない。
SNSが非常に発達した今、芸能人のファッションを貪るよりは、一般人のファッションに熱狂する世代を見たとき、もしかしたらジードラゴンが大韓民国のファッション界にまたとない存在として記録されるかも知れないという気がする。 彼は10年間、ファッションアイコンとして多くを享受しており、多くのことを変化させた。
ビッグバンが'嘘'を発表した以後 それぞれのアルバムごとに一つのスタイルを計画した後、舞台に立つ前まで、アイドルグループと言えば みんな同じスタイルの服を着て、披露するのが一般的だった。
しかし、ジードラゴンは違った。 '嘘'以降'最後の挨拶'を歌う舞台ではパディングベストを重点に完成したスタイルを披露し、ロングベスト、ジャケットとライダージャケットは'ハルハル'と'赤い夕焼け'を歌うG-DRAGONを代表するアイテムだった。
個人の個性を見せながらも、チームの均衡は乱さなかった。 シャイニーを考えれば連想されるカラフルなスキニージーンズ・パンツはジードラゴンを見て変化の波を感じた所属会社が ファッションデザイナーハサンベクを、スタイリストとして起用したために誕生することができた。
音楽番組でPVC素材で作った世紀末的な服の代わりに街で流行する有名デザイナーブランドの服を見るのも同じだ。 今はどこにもその足跡をたどることができないが、私の学生時代だけでもハリウッドスターのファッションは雑誌の定番記事だった。 ハリウッドの流行を追求するというのは'服をきちんと着ることに向けた'必須コースだった。 そうでなければ、日本の雑誌に登場する街ファッションを真似することの二つに一つだった。 このように、韓国は、わずか数年前まで自主的に流行を発現することがなく、外部からファッションを持ち込んだ。
そんな大韓民国がインターネットの発達で今は全世界が同時にほとんど似たスタイルのファッションに接することができ、楽しむ世界でK-fashionと命名される、ファッションという文化を輸出している。 そして、当然その中心にG-DRAGONがいる。
第一(チェイル)毛織のSPAブランドエイトセカンズは、G-DRAGONとのコラボを通じて、中国市場で成功的にアピールしている。 昨年、中国上海にオープンした最初の売り場は最初の月の売り上げに30億ウォンを記録した。 さらに、オープン当初1日の売上が平均5億ウォン台に過ぎなかった新世界免税店は G-DRAGONをモデルに起用した後、1日の売上平均18億ウォン、最大26億ウォンの売上を記録し、一気に免税店市場占有率トップ3に進入した。
多くの固定観念を変え、国家発展にまで貢献するG-DRAGONだが、何より彼が拍手を受けて当然の理由はファッションに対する人々の認識を変えたためだ。
大韓民国でファッションをしたのは、特別さよりは特異なものだった。 デザイナーチョンヨンチャンの言葉通り、G-DRAGONの前にファッションは力がなかった。 特に男性がファッションをするというのは、性アイデンティティを疑われることでもあった。 マスコミと大衆がファッションを眺める視線はそういったものだ。 そのようにファッションの名誉は失墜し、さらに少数の好みで孤立した。 しかし、G-DRAGONは、これさえも変えた。 スキニージーンズ・パンツとスカートを履いてピンクのヘアにカラーレンズをはめて放送に登場しながらもいつも堂々としていたし、それを楽しむことができた。 大衆は歓呼した。 媚びなかったために、拍手を受け、また、必要な時には何千ウォンのシャツを着て 「ファッションはお金ではなくセンス」 だということも証明した。
最近、毎日のようにトレーニングパンツに自分が作ったスニーカーだけをはいているカニエ・ウエストや1990年代に大金の雷を迎えたラップのスターのように、ブランド品を秩序なく身につけるトラビス・スコットについては、仰いではみるが、シャネルオートクチュールショーに出席した後にバーンズを履いて帰国するG-DRAGONに当然という視線を送る。
20世紀ファッションを話すときにココ・シャネル以前にデイビッド・ボーイについて先に言及しなければならなかったように、大韓民国、いや21世紀、アジアの男性ファッションを話す時は G-DRAGONが一番先に言及されなければならない。
Text Jong Hyun Lee
チョン・ヨンチャン
「The-Sirius」 のデザイナー 25歳
24歳の年に
The-Sirius
ジヨンを見て
デザイナーの道に憧れた少年が夢を叶えた
ファッションにもね…
ジヨンは
自分のファッションを振り返って
恥ずかしい時もあると言っていた
思い当たる事は チラホラ(笑)
でもその革新的なファッションが
この記事に繋がるよね
きっと新しいMVにも
斬新なのがあるんだろうな〜