14日午前10時30分からソウル中央地方裁判所で、二人に対する拘束前被疑者審問(令状質実審査)がおこなわれ、午後9時50分頃、「犯罪容疑に争いの余地がある」として二人に対する逮捕状の請求を棄却した。
ソウル中央地裁のシン・ジョンヨル令状専門担当部長判事は「主な容疑である法人資金(Burning Sunの資金)横領の部分は、ユリホールディングスおよびBurning Sun法人の法的性格、株主構成、資金引き出しの経緯、資金の使用先などに鑑みて刑事責任の有無および範囲に関して争いの余地がある」とし、二人の主な容疑であるBurning Sunの資金横領に対して拘束の必要性がないと判断した。
続いて性接待あっせんおよび買春などその他の容疑に関しても「残りの容疑の部分に関しても容疑の内容および疎明の程度、被疑者の関与・範囲、被疑者尋問を含めた捜査経過とこれまで収集した証拠資料などに鑑みて証拠隠滅などのような拘束自由を認めるには難しい」と明らかにした。
同時に「このような理由で現段階から被疑者に対する拘束の必要性と正当性を認めることはできず、逮捕状請求を棄却する」と述べた。