習近平主席「今春訪韓なら...」
G-DRAGON·BTS中国公演に弾みがつく
7日5泊6日の日程で韓国を訪れた中国瀋陽イユンタングループの役員たちが、仁川(インチョン)複合ショッピングモールトリプル・ストリート・ユニオン広場に設置された造形物の前で記念撮影をしている。 サード(THAADミサイル防衛システム)事以後後、最大規模の5000人が訪韓して韓流禁止令解除に対する期待を高めている。
[写真提供=韓国観光公社]
エンターテイメント業界は、韓中合弁企業「KVLY」と中国最大の公演企画会社「FREEGOS International Entertainment Group」の中国公演契約について、事実上、公演分野の「限韓令」解除と解釈している。 特に、契約当事者のプリゴスが一般私企業ではなく、政府が指定した公演企画会社であるため、エンター業界も大きな関心を示している。
ケーブルリーとプリゴスは最初の公演地として、中国政府が観光特区として推進している海南を指名した。
初公演の時期は中国の習近平国家主席が訪韓する3~4月ごろと見ている。 習主席の訪韓は、サード配置の葛藤以来初めてであり、これを基点に限韓令が解消されるものと期待する。
ケーブルリーの幹部は「中国政府が指定した公演企画会社プリゴスから要請があり、契約が成立した」とし、「韓流スターのRainとともに、GOD7、セブンティーン、ウィナー、キムスヒョンなどの単発イベントへの参加だけがあり、大規模な公演について協議·契約が行われたのは限韓令以来初めて」と意味づけた。
すでにエンター業界では限韓令解除の動きが捉えられている。 大規模な公演は依然、中止となっているが、Kポップアイドルグループの中国現地ファンサイン会は相次いで開かれている。 以前にもアイドルグループの単発イベントはあったが、今のように行事が相次いで開かれたことはなかった。 エクソ、ウィナー、ニューイーストなど人気グループが相次ぐ訪中で現地のファンと会った。
3~4月に予想されているケイブルリとフリーゴスの初公演候補は G-DRAGON(本名、クォン・ジヨン)とBTSが有力とエンター業界は見ている。
すでにウェイボにはグループビックバンG-DRAGONが5月上海、6月深セン、北京の順に訪中する計画が検討されているという掲示物が使われている。 特にG-DRAGONが 4月、米カリフォルニア州で開かれる音楽フェスティバル「コーチェラフェスティバル」参加を通じてビッグバン活動を公式化するという点も訪中の可能性に力を入れている。 ビックバンは中国で海外アーティスト歴代最多観客動員記録を立てたスーパースター中のスーパースターだ。 2016年、中国QQミュージックアワードで4冠を受賞しており、2017年、中国最大音源サイトQQで、ストリーミングランキング年間1位を記録した。 中国正式デビューなしに立てた大記録だ。
YG関係者は「多角度から海外公演を準備しているのは事実だが、G-DRAGONの具体的な地域や活動計画はまだ決まっていない」と一線を引いた。
2月カムバックを予告したBTSの訪中ツアーの可能性も提起されている。 BTSは公式ソーシャルメディアを通じて「ツアー」という英語のアルファベットが刻まれた7人のシルエット写真を公開した。 ファンはビルボードが選定した「今年のツアー賞」を受賞したBTSのワールドツアーが4月に再開するものと期待している。 BTSの中国現地のコンサートは2016年7月の北京公演が最後だ。