D-LITE(from BIGBANG)
ソロとして新たな一歩
「僕の音楽を聴いて力をもらってくれたら」T.O.Pも応援
パワフルなボーカルと、みんなをいつも穏やかな幸せオーラで包んでくれるようなあたたかい笑顔が魅力のBIGBANGのボーカリスト、D-LITEが4月12日(水)ニューミニアルバム『D-Day』をリリースする。
前作から約2年半ぶりとなる新作ではD-LITEの念願だった、1stアルバム『D’scover』で自身もカバーした絢香、秦 基博、水野良樹(いきものがかり)という日本のトップクリエーターとのコラボレーションが実現。D-LITE史上もっとも爽やかで軽快、躍動感に溢れた春にぴったりの作品に仕上がった。
4月15日(土)からは自身初のソロドームツアーを開催するD-LITEが自身のソロワーク、昨年10周年を迎えたBIGBANGの裏側、気になるT.O.Pとの関係について、通訳を介さずすべて日本語で答えてくれたロングインタビューをお届けする。
■10年もずっとファンのみなさんから愛されながら
■海外を回ってコンサートする歌手になるなんて思ったこともなかった
──まずはBIGBANGデビュー10周年記念プロジェクトを終えて、改めてどんな感想を持たれてますか?
D-LITE:そうですね。いま振り返ってみるとすごく楽しかったし、ありがたいという気持ちが一番に残ってますね。10年間ずっとファンに愛されてきたなと感じたし、僕たちをずっと支えてくれたスタッフのみなさんにも感謝だし。最近はみんなにありがたい気持ちを感じてます。
──そこで質問なんですが、D-LITEさんがBIGBANGのメンバーに選ばれなかったら、今頃何をしてると思いますか?
D-LITE:いま? 家でゲーム。お母さんに殴られながらゲームとかしてるかなぁ(笑)。ああ、SPになろうと努力してたかもしれないですね。なぜかというと、お父さんと僕の共通点が運動だから、その面で努力して。
──BIGBANGのメンバーに決まって、D-LITEさんの人生はガラッと変わったわけですか?
D-LITE:もちろん変わりました。歌手を目指してものすごい努力はしてたんですけど、10年もずっとファンのみなさんから愛されながら、海外を回ってコンサートをする歌手になるなんて思ったこともないし、考えたこともなかったので。
──どんなときにBIGBANGのすごさを実感しますか?
D-LITE:やっぱりワールドツアーを回ると、例えば南米とか、こんな遠いところでも僕たちの音楽を聴いてくれてるんだなと思うときがあるんですね。アメリカでコンサートを開くとたくさんのアメリカの方が集まってくれるんですけど、僕たちは逆にアメリカの音楽を聴きながら歌手を目指してきて。いまもアメリカのポップ・ミュージックを聴きながらインスピレーションをもらってるのは変わらないので、不思議だなと思いますね。
──D-LITEさんが「歌手になりたいな」というインスピレーションを受けたのは、アメリカの音楽だったんですか?
D-LITE:いや、僕が歌を好きになったきっかけは家族なんですよ。家族みんな音楽が大好きだから、よく家族全員でカラオケに行ったりしてたんです。それで中学生のときに学園祭があったんですけど、僕のクラスの担任の先生が僕にナイショで僕のことを推薦してて(笑)。もう絶対に出なきゃダメってなったので出たんです。そのときステージに出て歌ったことがすっごい強い印象になって忘れられなかったんですね。そこから少しずつ本気で歌手について、どうすれば歌手になれるだろうっていうことを調べたり、歌手になるための努力をしだしたんです。
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