韓国の大学生イ・ソヨンさん(21)は友達の間で「転売屋ハンター」と呼ばれている。自分の好きなアイドルの公演のチケットがあるたび、中古品取引サイトでチケットを転売する人々をコンサート企画会社などに通報しているからだ。
イ・ソヨンさんは「コンサートの時いつもチケットが手に入らず悔しい思いをしているファンは多い。転売屋がチケット代の数倍にもなる利益を手にしているのが許せず、時間の許す限り通報している」と語った。
年末はコンサートなどの大規模イベントが多い。このほど終了したプロ野球韓国シリーズでも転売屋が暗躍した。チケットの前売りが始まると転売価格も上がる。あるチケット取引サイトには、「12月初めに開催される、あるアイドルグループのコンサート・チケットを100万ウォン(約10万円)で売る」という書き込みがアップされた。このコンサート・チケットの定価は11万ウォン(約1万1000円)だ。
このように高価なチケットの転売を防ごうと、ファンたちが立ち上がった。 最も一般的な方法は「転売チケットの通報」だ。コンサートやスポーツ・イベントの名前と座席番号、売り手の個人情報などを調べ、コンサート企画会社やプレイガイドに通報する。ファンらはソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で「転売チケットの通報方法」を共有する。「公演名・公演日・座席・販売価格が見えるようにスクリーンショットを撮る」「テキストメッセージなどでチャットし、できるだけ転売屋の個人情報を確保する」などの方法が事細かに書いてある。
このように通報されたチケットが実際に転売されたものだと確認されると、コンサート企画会社がこのチケットを無効にする。チケット販売サイト「YES 24チケット」の関係者は「昨年10月だけで約150件のチケットが無効になった。
ファンの間で転売チケットの不買運動が高まっていて、最近は通報件数が急増している」と話す。あるアイドルグループのファンは独自に転売通報用の簡易投稿サイト「ツイッター」のアカウントを持っている。通報された転売チケットをまとめてコンサート企画会社などに伝えるためのものだ。
ファンたちが警察の代わりにコンサート企画会社に通報するのは、法整備が不十分なためだ。現在の法律では、コンサート会場などでチケットを転売すると軽犯罪処罰法により罰金を科せられる。ところが、インターネット上での転売には処罰規定がない。このため、ネット上での転売行為を処罰することができる法律を整備すべきだという声が高まっている。
大統領府の「国民請願と提案」サイトには、10月28日に「チケット転売根絶のための法律を作ってほしい」という請願が寄せられた。この請願者は「無料チケットを10万ウォン(約1万円)で転売するケースもあるし、10万ウォンのチケットを100万ウォンで転売するケースも多数あった。転売なので、本当に文化や芸術を楽しみたい人々が被害を受けている」と訴えた。
この請願はファンたちの間でリンクが共有され、6日間で1万2000人以上が署名している。
@朝鮮日報 ソン・ユジン記者
日本でも昔からかなりある話
ジャニーズなんてかなりな高額💦
BIGBANGのも例外じゃない
東方神起は今回のツアーから
転売抑制のため
当日会場で発券となった
やっと黙って見過ごす事が
出来なくなってきたんだね
同じエイベ…
今にBIGBANGのチケットも
そうなるかもしれないね
以前…
私がBIGBANGのファンになった頃
BIGBANGチケットの転売禁止のため
働きかけてたペンさん達がいた
会社と掛け合い 多分相手側とも…
そのうちトラブルが起きて
辞めてしまわれた…
なかなか少人数では大変な事…
東方神起のように
主催者側がしてくれる事は意味が大きい
真面目にやってるファンにしたら
ちょっとめんどくなるけどね(笑)
さて…
韓国 大統領府は動いてくれるのかしら…