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警察はユン総警が「ビッグバン」出身イ・スンヒョン(29・芸名スンリ )氏と共同経営者ユ(34)氏が運営していた江南のクラブに対して警察捜査情報を調査した容疑(公務上の秘密漏洩・職権乱用など)を適用する方針だ。

ただしユ氏が受け取ったゴルフと食事接待、コンサートチケットは無嫌疑で暫定結論を下した。対価性を立証できず、賄賂と見ることができず、金額が少なく不正請託禁止法を適用するのは難しい。

ユン総警は、警察の「バーニングサン」捜査と関連立件された警察の中で最も高位職だ。2015年からソウル江南警察署で課長として勤務し、ムンジェイン政府発足後、大統領府民政首席室で行政官として勤務した。

警察はユン総警の口座取引と通信記録などを分析し、ユン総警がユ氏と計4回ゴルフをして6回食事をしたと確認した。警察関係者は「ユン総警がユ氏から受け取った金品が不正請託禁止法の刑事処罰基準である1回100万ウォン、年間300万ウォンを越えなかった」とした。ユン総警の妻であるキム更正がユ氏側から受けたコンサートチケットを加えても処罰基準に満たない。

ユン総警は 2016年7月ユ氏とスンリがソウル江南区清潭洞で運営していたクラブ「モンキーミュージアム」と関連し、自分が過去に勤務していた江南警察署の関係者が捜査状況を調べた容疑を持たれている。

警察は当時、モンキーミュージアム営業担当者を食品衛生法違反の疑いで立件し、起訴意見で事件を検察に送検し、クラブは営業停止1ヶ月と課徴金4000万ウォンを受けた。ユン総警は警察の調査で2016年初め知人の紹介でユ氏を知ることになったとした。

ユさんとスンリと複数回会った理由については、「特別な理由はありませんが、良い感じを持って続けて会った」という趣旨で話したという。ユさんとスンリも似たような趣旨で話したことが分かった。警察関係者は、「現在までの捜査では、ユン総警以上の「上層部」いはない」とした。

芸能人などが関与したバーニングサン事件と関連し、これまで癒着疑惑で立件された警察は、ユン総警を含めて計8人だ。ほとんど一線の警察署チーム長級かその下の階級だ。

一方、ソウル警察庁知能犯罪捜査隊は同日、ソウル江南のAクラブから事件もみ消し名目で金品を受け取った疑い(賄賂)で、ソウル庁広域捜査隊B警衛と江南警察署C警査に対して拘束令状を申請したと明らかにした。2017年Aクラブで起きた未成年者の出入り事件をもみ消した見返りに数百万ウォンを受け取った容疑だ。バーニングサン議論の後、クラブ捜査で現職警察に拘束令状が申請されたのは今回が初めてだ。

@朝鮮日報