「ビッグバンは、徹底した階級社会です。」「僕は貴族と親しい庶民? 庶民だが貴族と親しく貴族がよくしてくれます。」「貴族的な兄たちと末っ子の間をつなぐ中間級、 それが僕です。」
この「問題」の発言は、ビッグバンテソンが2016年ビッグバン10周年記念映画「メイド」プログラムブックを通じて伝えた話だ。 単純な冗談として片づけることができない内容だ。 YGエンターテイメント内部の雰囲気をよく表わした説明というのが関係者の話しだ。 YGに携わったり、そばで見守ってきた彼らは、YG内部の雰囲気がテソンが言った内容と大きく違わないと口をそろえる。
YGが他の事務所と異なる点は、アーティストの序列がスタッフより確かに上という点だ。 アーティストの中でも比重が高いこれらの配列は、さらに上だ。 アーティストを尊重する会社の雰囲気がコンテンツのクオリティを高めるのに有利に作用する側面があるが人間性、プライバシーの問題などがますます重要になる最近のK-POPシーンの雰囲気では、アキレス腱になることもある。
YG所属アーティストが様々な社会問題に関与したのは 一日二日ではない。 ビッグバンG-DRAGON、トップやスンリをはじめパク・ボムなどが長年にわたり問題の中心になった。 ある歌謡関係者は「YG立場では無念に感じられる部分もあるだろう。 しかし、一日二日でもなく、このような問題が持続されているのは、明らかに問題がある。 問題解決の意志がなかったり、またはシステムに障害があることを意味します。 YGならではの独特の文化環境が、このような問題を大きくした。」と指摘した。
YGと直接または間接的に関連があとたり、そばで見ていた彼らの話、指摘を通して現在のYGの問題点を探ってみた。
◇「アーティスト最優先」
牽制するスタッフがいない
YGと関係ある仕事をしていたAさんは、「ヤン・ヒョンソク会長本人が芸能人出身だからかアーティストすべてに会社運営の焦点が当てられている。 アーティストが主軸だ。 アーティストの個人的な好み、本人の意思が徹底的に尊重されるシステムだ。 他の事務所よりもこうした傾向が強い。」と述べた。
また別の関係者Bさんは、「極端に表現すれば、アーティストが「甲」、企画会社が「乙」だ。 大げさに言えば、スタッフがアーティストに「動けない雰囲気だ」と表現した。
Cさんは「アーティストの自律性、創造性を保証するという点では、肯定的なシステムだ。 しかし、アーティストのプライバシー、人間性の問題では脆弱にならざるを得ない。 韓国アイドルのシステムでは、日増しにプライバシーの管理、人間性の問題が重要になるが、YGはアーティストと、少なくとも同等の立場で、これを管理しなければならスタッフに会社レベルで力を与えない。 アーティストが事件事故にさらされると、問題が大きくなるしかない構造だ」と述べた。
他の芸能プロダクションよりもアーティストの人気が高い場合、スタッフよりも「上」と考える傾向があり、いわゆる「コントロール」が難しい場合が多い。 しかし、YGはそのようなアーティストの数が他の芸能プロダクションよりもはるかに多いというのが関係者たちの説明だ。
Aさんは「芸能人は自分の分野で一般人が持つことができない才能ある人々だ。 しかし、一般人に比べて、社会生活では、不足している部分がありえる。 すべての面で正しいわけではない。 ところがYGで成功を収めたいくつかのチームの場合、牽制なく、ほぼ意見が100%反映される雰囲気だ」と指摘した。
◇YGは
なぜ「人格教育」見落としたのか?
YGがアーティストの「人格教育」を見落とした側面が明らかにあるという指摘も提起されている。 Bさんは、「YGには人格教育と言うものが特にない。 会社内に明確な「ルール」があり、線を越えたら、明確に処罰するシステムがあるべきだが、人気のあるアーティストの言葉が絶対の場合が多い。 内部関係者は、公平でないという認識を持つしかない環境」と述べた。
YGのこのようなシステムは、最近の流れとは合わない。 特に人気優先、アーティスト優先のYGのシステムは、練習生の時から人格教育を強調し、アーティストの興行性、可能性がいくら優れていても、人間性やプライバシーに問題が生じれば、果敢に契約解除するJYPエンターテインメントのシステムと克明に対比される。
最近芸能プロダクションは、練習生またはアーティストのプライバシー管理、人格教育などを重視し、関連システムをチェックする雰囲気だ。 このような全体的な流れから、YGは「離れ島」になりつつある。
◇YG「成功」に酔って
「システム整備」を見落としたか?
ビッグバンG-DRAGONは、2011年10月大麻喫煙の疑いで立件された。 2011年5月日本公演の時、あるクラブで大麻を吸ったという事実は、立証されたが、G-DRAGONは「酒に酔って大麻をタバコと勘違いした」と釈明した。 当時、検察が「初犯で、深く反省した点などを参酌した」とG-DRAGONに起訴猶予処分を下し「軽い処罰」議論が起こった。
「自粛」はなかった。 G-DRAGONは、2012年2月、SBS「ヒーリングキャンプ」に出演し、関連内容について話し、自然と番組カムバックに成功した。 大麻事件の張本人だったが、活動の空白はほとんどなかった。
ビッグバンは 長兄トップが義務警察勤務中マリファナ喫煙問題で社会的物議を起こし、社会服務要員に転換された直後だった2017年末にもトップを除いた4人で日本ツアーを強行し。 チームレベルの自粛はなかった。
このようにYGはアーティストが不祥事に巻き込まれたとき「自粛」より正常な活動を強行する、いわゆる「正面突破」を試みたケースが多いと業界関係者達は見ている。
Aさんは「盗作議論、衣装議論、悪口議論、薬物議論など大小の議論が起こった時、YGの基本的な態度は、無視して見過ごすことだった。 そのような問題とは関係なく、商業的な成功が続くため、システム再整備をする必要性を感じなかったのではないか」と語った。
関係者Dさんは「歌謡界の3大企画会社と呼ばれるほどの会社であれば、問題を起こすことが、自分たちだけの問題ではない。 Kポップ全体に「墨塗り」をするものだ。 「韓流にも致命打だ」とし「当然アーティストは問題を引き起こしかねない。しかし、引き続き指摘される問題を改善しなかとたのは、明らかにYGの過ちだ。YGがコンテンツを上手く作るのは疑う余地がない。 しかし、結果的にパク・チニョンのJYPが最近うなぎ登りなのと、はっきりした対比を成す雰囲気ではないか」と話した。
@スポーツソウル
「アーティストファースト」
その自由な環境だったからこそ
いい音楽が作れたとジヨンが言っていた
難しいよね…
昔は良かっただろうけど
今は時代が変わってきて
危険な物も簡単に手に入る環境にいる
芸能人は誘惑も多い
度重なる事態に
やはり管理不足と言われも仕方ない
「青少年に夢と希望を与える仕事」
YGは 大衆の求める姿から
逸脱したイメージになってしまった
BIGBANGの花道
約束した花道は
スンちゃんが辞めた時に
吹き飛んでいない事を信じたい