アフリカ系アメリカ人のコミュニティに端を発した、黒人に対する暴力や構造的な人種差別の撤廃を訴える、国際的な積極行動主義の運動

特に白人警官による無抵抗な黒人への暴力や殺害、人種による犯罪者に対する不平等な取り扱いへの不満を訴えている

ミネソタ州で黒人男性のジョージ・フロイドさんが警官に首を押さえつけられ死亡した事件を受け、全米各地で抗議デモが起きている。 

歌手のアリアナ・グランデさんも、ロサンゼルスで行われたデモに参加。6月1日に自身のTwitterを更新した。 抗議活動は一部で激化し、警察との衝突や暴動、略奪にも発展している。それに対し、アリアナ・グランデさんは、「平和的なデモが行われているが、それについては報じられていない」と指摘している。

 「昨日、何時間、何マイルもかけて平和的な抗議が行われていたけれど、ほとんど報道されていない。私たちが歩いたビバリーヒルズとウェストハリウッドでは、人々はチャントして声援を送ってくれた。情熱と大きな声と、そして愛に溢れてた。このことも報道してほしい」 また、その前の29日には、署名活動や寄付など、人種差別に抗議するための様々な方法も紹介。「家族や友達と会話して、記事を読んでシェアする。今日、明日だけ、一度投稿しただけで終わらないことを忘れないで」と呼びかけていた。

 現地メディアであるCNNやMTV、Vultureなどによると、この週末にはアリアナ・グランデさんのほかにも、全米の各地で著名人がデモ活動に参加していた。歌手のホールジーさんやケラー二さん、J・コールさん、ショーン・メンデスさん、カミラ・カベロさん、俳優のエミリー・ラタコウスキーさんなども、デモに参加した様子をSNSに投稿している。 中でも、ホールジーさんは、警察からゴムの弾丸で撃たれたことも明かしている。

@HUFFPOST