Kポ界も もう「第4世代」?
TREASUREとNiziU抜粋…
アイドル4世代優位を占え…
SM·JYP·YG·ビッグヒット総力戦
大手エンター企業が
「第4世代アイドル」を企画力集中
グローバルターゲットも明確に設定
デビュー前から高い話題性
4第4世代の先頭獲得に全力
(時計回りに)エスパ、NiziU、エヌハイフン、トレジャー 写真=SMエンターテインメント、JYPエンターテインメント、ビリーフラップ、YGエンターテインメント提供
「第4世代アイドル」の代表走者は誰になるだろうか。 大手エンターテイメント会社が相次いで新人グループを発表し、新しい世代の先鋒に立つための熾烈な戦争の幕開けが始まった。 直接的に「第4世代」という修飾語がつけられ、積極的な広報攻勢を繰り広げているところも現れ始めた。
年末を控え、Kポップ市場は新人グループのデビューに総力を上げている。 YGエンターテインメントの「トレジャー」を皮切りに、SMエンターテインメント、JYPエンターテインメント、そしてビックヒットエンターテインメントレーベルの
「ビリーフラップ」に至るまで、今年中に新しい顔たちを大衆の前に立たせる。 単に印象付けることに止まらず、彼らを企画会社の主力にするためのしっかりした企画力と徹底したプロモーションが加わっている。 グローバルファンダムが拡張し、間接参加型ファン活動の重要性が浮上するにつれ、それにふさわしく変貌した戦略と特徴も印象的だ。
◆YG、隠しておいた宝石箱
その中にトレジャー
YGエンターテインメントは、従来の性格を完全に覆す形で、「TREASURE」を発表した。 これまでアーティストたちのカムバック周期が長く、いわゆる「YG宝石箱」と呼ばれた時代は過ぎ去った。 今年8月にデビューしたトレジャーは、3カ月間で3回も活動した。 彼らは、コロナ19によって海外活動が不可能な状況で、国内に集中し、活発なコミュニケーションに乗り出した。 トレジャーは、先のYGスタイルとは違う。 ヒップホップをベースに確実な個性を重視してきた従来のチームとは違い、12人の多人数構成、若々しい少年美、刀群舞までよく知られているKポップの典型に従う。
トレジャーはチーム名どおり、宝物のような成果を収めた。 2枚のシングルで50万枚に迫るアルバムの売り上げを記録し、デビュー2カ月目にして「ハーフミリオンセラー」走者に迫った。 3枚目のシングルまで発売した彼らは、今年中に100万枚以上の販売高を狙う。 来年1月には勢いに乗って1stアルバムを発表し、確実な「大型新人」タイトル固めに突入する。
特に、トレジャーには日本人メンバーが4人も含まれており、日本国内で人気が高い。 新曲「MMM」は3日連続日本最大音源サイトのラインミュージックトップ100チャートと楽天ミュージックリアルタイム総合ランキング1位に入り、引き続き最上位圏を維持している。 まだ現地で正式デビューしていないKポップグループである上、日本での活動も皆無だったことを勘案すれば、今後彼らの可能性はさらに無限になる。 正規1集の発売後、国内と日本を基盤に積み上げるアルバム販売量にも注目が集まる。
◆JYP、パク·ジニョン不敗神話
日本はすでにNiziUホリック
JYPエンターテインメントの時価総額1兆の主役であるNiziUへの期待感は最高潮に達した。 JYPとソニーミュージックが合弁して作った「NiziU」は、全員日本人で構成された現地グループだ。 Kポップを標榜し、日本の音楽ファンの趣向に合わせる彼らのアイデンティティに疑問を提起する視線もある。 実際、JYPのパクジニョンが「NiziU」を選抜する「虹プロジェクト」について発表した時も否定的な世論が多かった。 これに対しパク·ジニョンは「外国人歌手だが、外国人歌手とは言えない」とし「世界的な会社が誕生するためには 日本、メキシコ、米国の歌手を発売しなければならない」と話している。 同氏は「JYPの未来ビジョンのうち3段階はKポップの実現」とし「海外で直接人材を育成·プロデュースすること」と強調した。
パクジニョンの目は正確だった。 現地でNiziUの人気は熱く爆発的だ。 6月30日にリリースされたプレデビューデジタルミニアルバム「Make You Happy」は、一気にオリコン週間デジタルアルバムチャートのトップを獲得した。 この曲は11日に発表されたオリコン週間ストリーミングランキングで478万回となり、累積再生数1億152万件を突破した。 まだデビューもしていない新人としては異例の成績だ。 「ガールズグループ名家」と呼ばれ不敗神話を綴ってきたJYPの成功として期待されている。 NiziUの活躍でJYPが時価総額1兆を突破したという話に首をかしげれならば、日本市場をのぞけば答えが出る。
正式デビュー後、NiziUの波及力がさらに大きくなると予想するのは、日本全域で大きくなっている大衆性が一役買っている。 ロッテ製菓やローソン、日本のコカコーラモデルに抜擢されたのはもちろん、日本を代表する音楽番組であるテレビ朝日の「ミュージックステーション」のエンディングも飾った。 また、正式デビュー前の様子を公開するリアリティーバラエティ番組『ウィネージュ』の放映を開始し、現在NHK「紅白歌合戦」に出演する可能性も出ている。 NiziUは12月2日、日本正式デビューシングル「ステップアンドアステップ」をリリースする。
世界2位の音楽市場である日本は、情熱的にKポップを消費する国だ。 日本を制したNiziUがJYPの柱になれるかどうか注目が集まっている。 さらに、NiziUは国内の不正問題で付きまとっていたリマの「戦犯企業の子孫」というレッテルも切った。 リマの父親で有名ラッパーのジブラは第2次世界大戦当時、軍需物資を納品して得た収益で富を蓄積した横井秀樹の外孫だった。 しかし、ジブラは最近、不倫説が浮き彫りになった末に離婚し、リマは母親の苗字「中林リマ」に変えた。
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