YGエンターテインメントの墜落が続いている。 K-POP韓流を代表してきた歌手の製作、マネジメントの基盤芸能プロダクションのうちトップ2としての地位はもうない。 YGエンターテインメント関連記事のコメントには,「犯罪の温床」という皮肉や「看板を下ろせ」など攻撃的な内容も多数掲載され,YGに対する大衆の情緒を代弁している。
創業者であり実質的なトップだったヤン·ヒョンソク元代表プロデューサーやビックバンスンリ,アイコンビーアイなど,看板スターたちがかかわった各種不法行為や関連性に対する疑惑のためだ。 ヤン·ヒョンソク元代表プロデューサーが,外国人投資家への性的接待容疑に続き,海外遠征賭博の疑いで立件され,最近,警察がソウル麻浦区合井洞のYG社屋の家宅捜索を行った。 ヤン·ヒョンソクプロデューサーは,賭博資金の精算のためにYG系列会社を動員したという疑惑まで受けている。
YGの看板アイドルグループだったビックバンのスンリは,麻薬など各種犯罪が犯されたとされるクラブ「バーニングサン」の運営に関与してギャンブルをした疑い,ビーバイは麻薬,ビックバンテソンは自分所有の建物に入居した風俗店の不法営業幇助および脱税疑惑などが持たれている。
大衆の支持を受けながら成長し,収益を上げるのが芸能人,芸能プロダクションだ。 YGに対する大衆の怒りは,自分たちが浴びせた愛情に対する裏切り感の発露だ。 こうした状況の中,最近「経済戦争」と呼ばれる韓国と日本の葛藤まで重なり,YG株価も急落している。 1月5万ウォンを超えた株価は先週16日、52週新記録の万400ウォンを記録するなど危険な様子を見せている。
ヤン·ヒョンソクプロデューサー,スンリなど所属芸能人達に対する疑いが事実と判明すれば,YGがこのまま回復不能の状態に陥るのではないかという懸念混じりの観測も出ている。 しかし,YGの危機を放置してはならないのが事実だ。 企業レベルで組織的に行われたことではない個人の問題だからだ。
特にYGは本社のみで300人を超える役職員らが所属している。 YGの存廃は,役員や従業員本人だけでなく,家族の生計までかかった問題だ。 過去,YGに勤務したある関係者は,現在の状況について「YGは各分野で能力が認められ,スカウトされた人材が多数布陣している。そのほとんどは大半が引き受けた仕事に熱心だったが、ヤン·ヒョンソクプロデューサーと一部所属芸能人らによって会社が直面している危機を一緒に耐えなければならないのが残念」と吐露した。 続いて「YGで役職員の業務遂行能力も無視できない力」と強調した。
実際のアイドルグループをはじめ,YGがこれまで蓄積してきた歌手製作のノウハウも「大韓民国で代表級」と主張するのは,否定できないはずだ。 ビックバンという名前は依然としてK-POPを代表しており,2NE1も一時代を風靡したガールズグループだ。 ウィナー、アイコンもチャート1位を経験したほど認知度を確保しており、ブラックピンクは次世代K-POPの看板ガールズグループの一つとして遜色がないほど成長をした。 それだけでなく,YGにはイ·ハイ、悪童ミュージシャンなど大衆から高い支持を得ている歌手たち、チェ·ジウ、チャ·スンウォン、カン·ドンウォンだけど韓流スター級の俳優たちも所属している。 YGのプロデューサー·ラインナップやアルバム制作,マネジメント·ノウハウを垣間見ることができる。
その上,YGはコスダック上場会社だ。 会社のオーナーは株主たちだ。 ヤン・ヒョンソクプロデューサーをはじめ9人が36.43%、ネイバー9.13%、国民年金公団7.18%の持分をそれぞれ持っているが、株主たちの中には「蟻」と呼ばれる小口投資家たちも相当だろう。 YGの状況悪化は,彼らもそのまま被害を受ける。
今日のYG↑
もちろん,むやみにYGを再生すべきだという主張は説得力がない。 YG自らが,大衆の信頼を回復できるように,自浄のための努力を示さなければならない。 所属芸能人に対する管理強化の具体的な案提示と実践が代表的な例だ。
また、ヤン・ヒョンソクプロデューサーと弟のヤンミンソク前代表は6月ビーアイの麻薬容疑に対する警察の調査をもみ消したという疑惑が提起され辞任を宣言した。 彼らは当時「YGのすべての職責と業務を辞任する」という表現を使った。 しかし,結局YGは,「ヤン·ヒョンソクプロデューサーの決定があってこそ,全てのことが進められるのではないか」という疑念は依然残っている。 ヤン·ヒョンソクプロデューサーなどは相変らずYGの筆頭株主だ。
容疑が確定すれば,ヤン·ヒョンソクプロデューサーとの関係をどのようにまとめるかも,YGが結果として大衆に示すべき課題だ。
@edaily
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