1曲1曲が流れるたびに、名残惜しさは徐々に高まった。BIGBANGは、なかなかアンコールを終えることができなかった。ファンも、なかなか席を離れることができなかった。
BIGBANGは、昨年12月30日と31日午後、ソウル高沢(コチョク)スカイドームで単独コンサート「BIGBANG 2017 CONCERT『LAST DANCE』IN SEOUL」を開催した。
このコンサートは、BIGBANGの軍入隊前最後の公演という点で、これまで以上に特別な意味があった。それだけメンバーは、「実は、公演を準備しながら胸が痛がいっぱいになりました。目が赤くなっスタッフもいました」として、「しばらくの間、ファンに会うことができません。皆さんが長く記憶できるように最善を尽くしたいです。最高の思い出を作りましょう」と覚悟を語った。
2006年にデビューしたBIGBANGは、「Lies」、「Haru Haru」、「BAE BAE」など数多くのヒット曲がある。彼らは、完全体のステージとソロステージも披露して、11年間の歴史を締めくくった。
BIGBANGの華麗なパフォーマンスが続く中、いつの間にか公演は終了の時間が近づいてきた。V.Iは「次の曲を歌いたくないです。そうしたら、公演が終わってしまうじゃないですか」として、「永遠に終わらないと思えたツアーが終わります。皆さんに別れのあいさつをするなんて信じられません。これが最後だと思うと胸がいっぱいになります」と残念そうだった。
メンバーも順番にファンに最後のあいさつをしながらさびしさを表現した。D-LITEは「あれもこれも目に焼き付けていこうと努力しました。数年間ずっと最後のコンサートだと噂されました。今年は本当に入隊前最後の公演となりました。男としての義務を果たした後で戻ってきます」と述べた。
SOLは、「ステージで皆さんに会えるということが大きな幸福です。この公演が終われば、皆さんに会う機会がないというのが悲しいですが、一層成長した僕たちの姿に期待もしています。必ず僕たちを待っていてください」と叫んだ。
G-DRAGONは、「『LAST DANCE』という公演名はそんなに大きな意味がありません。最後ではないという確信があります。皆さんもそこにそのままいてくれるなら、しばらく遠ざかっているだけで、すぐに良い姿で会うことができるでしょう。恥ずかしいですが、これからもお願いします」と強調した。
BIGBANGは最後の曲に「BANG BANG BANG」を歌って公演を終えたと思ったら、ファンのリクエストに再びステージに登場した。そして彼らは「Heaven」「Lies」「BAE BAE」「CROOKED」などの歌でアンコールステージを公開した。
特にBIGBANGは、最後の公演であるだけにこれまでのコンサートに比べてはるかに多くのアンコール曲を熱唱した。彼らも公演を終わりたくないという様子だった。
結局BIGBANGは、最後の曲である「LAST DANCE」の前に再びマイクを握った。G-DRAGONは、「今、頭が真っ白です。何を言ったらいいのか思いつきません。明らかなのは、全然悲しむことではないということです。戻って来ます。本当にありがとうございます」と述べた。
V.Iは、「BIGBANGの5人が再び集まって一緒に笑って歌を歌いたいです。思い出を作りたいです。5人のメンバーが、ファンにお聴かせしたかった歌を最後に歌います。5人の真心を込めた歌です」と「LAST DANCE」を紹介した。最後に彼は「僕たちは再び会います。元気で」と言って涙を流した。
こうしてBIGBANGは「LAST DANCE」を歌った後で、ファンに別れを告げた。たとえ公演名は「LAST DANCE」でも、最後ではないと約束したBIGBANGだった。彼らが今度いつまたひとつになるか正確にはわからないが、ファンの心の中に長い間共にいると思われる。
source:コレポ/ nate
感動的😭