いわゆる「スンリゲート」が開かれた後、ある中学生のビッグバン ファンはSNSに「私ビッグバンのために大麻も知って売春も知っている…あまりに荷が重くて。」と書いた。 10代が打ち明けた悲しい一言は「スンリゲート」を扱ったそのどのコラムの鋭い警句より骨身にしみて鋭く、今回の事態の深刻性を皮肉っている。
ただ「スンリゲート」だけでなく芸能人が社会的に物議を起こす行為自体が、どれだけ深刻な問題なのかを端的に見せたからだ。
今ビッグバンの前メンバーとなったスンリ。彼は現在、売春斡旋・不法撮影物流布の疑いで立件された状態だ。また、彼がオーナーとされていたクラブバーニングサンは 麻薬流通・性暴力幇助・警察の癒着に関与したという疑いを受けている。
関連して、警察が調査中のうち、バーニングサンの代表であり、スンリの知人と知られているイ氏が麻薬を投薬した事実が確認された。
だけではない。 「スンリゲート」の影響で、数人の男性歌手たちの間で、違法撮影物の共有がしばしば行われた事実も明らかになった。警察がスンリと同じ「カカオトークルーム」にいた歌手チョン・ジュニョンが女性の身体を同意なしに撮影した映像や写真を知人に13回流布したと明らかにした。
現在実名が明らかになった関係者は、FTアイランド出身チェ・ジョンフン、ハイライト出身ヨン・ジュンヒョン、シーエヌブルージョンヒョンで、この他にも歌手K氏とJ氏、モデルL氏がチョン・ジュニョンの不法撮影分を共有したという。
イニシャルの主人公は チョン・ジュニョンとあるバラエティ番組に出演したスーパージュニアカンイン、2AMチョン・ジヌン、モデル イ・チョルウが指定された状況で、各所属事務所で事実を確認中だ。
「スンリゲート」の関係者の大多数が人気アイドルメンバーという点は、衝撃を超えて絶望的だ。
男性アイドルファン層の比を計算すれば、女性が圧倒的だ。女性ファン層の支持が活動の最大のベースになるといっても過言ではないほどだ。このような状況で、女性対象の犯罪を黙認して、娯楽として消費した男性アイドルの行動はファンに対する詐欺でもある。
こうした中、スンリは 「悔しい」という立場を固守した。 特に「スンリゲート」の後、爆風が強まっていることについては、最近スポーツ朝鮮とのインタビューで「昨年の番組 (MBC「私は一人で暮らす」) で 「僕は ほかの芸能人のように名前だけ貸さない。 直接ビジネスをする」と話した。 ところが、実際にバーニング·サンで事故が起きたら、隠れてしまったように見え、信じて応援してくれた人々がどれほど失望しただろうか。 多くの人々が裏切られたと感じ、怒りが特に僕に集中したのではないかと思う。」と推測した。
スンリの状況分析は半分は合っているが、半分は違う。 「スンリゲート」に国全体が動揺し、非難の矢を放つには、事案の深刻さとともにスンリへの怒りと裏切り感も大きく作用している。
しかし、その始発点を単に番組で見せた言動だけで見つけてはならない。 核心的な問題は、スンリ が世界を舞台に活動するアイドルとして、自分の位置と影響力を忘れたということにある。
アイドルが 『アイドル (idol、偶像)』という名前を持つようになったのは 彼ら自体が完全無欠な神的存在なのではない。 本人の性格や実体とは関係なく、イベント影響力がそれだけ強いという点で、こう呼ばれるようになった。
ここで注目すべき点はその対象だ。 アイドルの主なファン層は10代の青少年だ。 価値観を確立していく時期であり、外部要因によって左右される傾向の大きい時でもある。 特に好きな対象により大きな影響を受ける。 実際、「スンリゲート」に衝撃を受け、ビッグバンとスンリ から離れたファンがいる一方。一部の低い年齢層のファンは無条件に「スンリ の過ちではない」と主張した。
このように、アイドルの犯罪は 青少年の罪の意識にも影響を及ぼしかねない。 アイドルにさらに高い道徳基準が要求される理由だ。
source:ヘラルドPOP
韓国のアイドルファンは
特に若い年代だからね…
ファンは どうしても
好きなスターに
「完璧な人格」を求めてしまう
そのギャップを知った時
裏切られた感がハンパないよね
アイドルだって人間だから
間違いもある…
なんて言ってられない今回…
どれだけ多くのファンが
失望したのか計り知れない…