徴兵検査で1級、2級、3級の人は現役兵となります。4級の人は補充役です。これは「一応は軍隊に行ける健康状態ですが、軍隊には人がいっぱいいて、みんな行くことはないから代わりの制度を利用して」という立場です。その代わりの制度が社会服務要員ということです。
社会服務要員の勤務とは?
補充役の人がよく社会服務要員になりますが、何をするかというと、役所で勤務することが多いです。ソウル市の江南(カンナム)区役所は、社会服務要員が多いことで有名です。通常、江南区役所には60人前後の社会服務要員がいます。なお、社会服務要員は、陸軍の兵役期間21カ月より数カ月(たとえば2カ月とか)長く行くことになります。
社会服務要員は基本的に家から通うことができます。兵役期間中でも自宅で寝ることができるのですから、現役兵からすれば羨ましいでしょう。また、社会服務要員は、他の職員と同じように区役所で勤務しますが、給料は軍隊に行っている人と同額になります。その金額は、およそ日本円で1万5千円から2万円くらいです。
警察の人員不足を補う義務警察
もう1つ、兵役の代替制度として有名なのが義務警察です。昔は戦闘警察と言われていました。かつての韓国はデモが多かったので、そのデモの取り締まりをしていたのです。今でも韓国の警察は慢性的な人員不足ですから、義務警察は大変重宝されていまして、交番勤務、交通整理、空港や国会周辺の治安維持、スポーツ大会の警備などに駆り出されます。義務警察は志願者が多いので、入隊する前に義務警察の試験を受けて合格しなければなりません。
合格をして義務警察に行けるようになりますと、4週間の新兵訓練を終えた後に義務警察に入って、研修センターで新人として教育を受けます。そして、10カ所ある地方警察庁にそれぞれ派遣されていくのです。ソウル地方警察庁には広報団というものがあります。ここは18人と定員が決まっています。校内暴力やいじめの撲滅のために、各学校を回ってキャンペーンをしたりするのです。その他に、警察と民間の交流イベントなどに出演します。なお、義務警察の制度はいずれ廃止されることが決まっています。
義務警察を志願する芸能人は多い
韓流スターが兵役に入る場合、社会服務要員と義務警察隊員になるケースが多いという印象があります。統計があるわけではないのですが、一般の人と比べると、芸能人が社会服務要員や義務警察隊員になる割合は確かに高いのでしょう。理由を考えてみましょう。
芸能界で活躍する人たちは、ハードな撮影や厳しい練習が当たり前になっていて、満身創痍という人も少なくありません。あるいは、身体になんらかの怪我を負っているのに忙しすぎて治療に専念できないという場合もあるでしょう。その結果、兵役の前の検査で等級が4級と判定されて社会服務要員になるケースもよくあるはずです。また、義務警察隊員は、兵役対象者が志願して選抜試験を受かると所属できる種類のものです。前述したように義務警察には広報団があり、芸能人が特技を生かせる組織でもあります。そういう意味で、義務警察を志願する芸能人が多いと言えます。社会服務要員も義務警察隊員もりっぱに兵役をこなしています。彼らをぜひ温かい目で見守りましょう。
source:ロコレ
康 熙奉
タプさんも…
厳しい現役兵されてる方達は
義務警察や社会服務要員に対して
目が厳しい
テギョンやキムスヒョンのように
現役兵にこだわり
入隊した芸能人は賞賛される
反対に
入隊後に足の骨軟骨病変になり
帰宅命令を受けたソ・イングクは
精密検査で、兵役判定が5級となり
事実上の兵役免除となった
彼はファンに謝罪もしたが
芸能界への早い復帰は無理だと言われている
ほんとに兵役とは韓国男子にとって
その後も左右されかねない大変な事
これから兵役に就く彼らに
何事もなく無事終わる事だけ願うわ