「なぜか、グッとくる…」「BIGBANG」の新曲を聴いた多数の評価だ。特に「LAST DANCE」がそうだ。2006年にデビューし、いつの間にか10周年を迎えた「BIGBANG」のストーリーが歌詞にそのまま込められており、ファンの胸を熱くさせている。
13日午前0時に公開された「BIGBANG」の3rdアルバム「MADE THE FULL ALBUM」には、昨年5月から発表してきた8曲のほかに、新曲3曲が収録されている。ダブルタイトル曲に掲げた「FXXK IT(エラ モルゲッタ)」と「LAST DANCE」、そして「GIRL FRIEND」だ。
そのうち「LAST DANCE」に音楽ファンが集中している。メンバーのT.O.P(29)が来年2月に入隊を控えており、「BIGBANG」の完全体活動はしばらくお預けとなる。だからなのか、ファンに伝えるメッセージを歌詞に込めて代弁しているかのように聴こえてくるのだ。
「永遠だと思っていた愛も終わり、今はそのありふれた友人まで去っていくのですね/年を重ね、僕は大人になったようです。なぜこうして不安なのだろう/人々は今日も過去に留まり、世界は僕なしでもよく回っています/まだ幼く、僕は分別がつかないようです。なぜこうしてバカなのだろう」
「何もなくただ幸せだった時が数日前のように感じるが、とても遠くに来てしまい、僕は/思い出せなくて、すべてが初めてだったから不器用でときめくばかりで、あの時期の記憶たちがまだ夢のようだが、僕は今どこへ向かうのだろう/僕はこの歌を歌い、君に戻るよ。美しかった君にまた会えるならば、君とこの歌を聴いて、最後のダンスを踊るんだ。この瞬間を記憶していつまでも(Just one last dance)」
「薄い明かりになって、星の間で君もまた、この星となり手招きをするんだ。一人になって、僕が孤独に見えるのですか。なぜこうして涙が出るのだろう/何もなくただ幸せだった時が数日前のように感じるが、とても遠くに来てしまい、僕は/思い出せなくて、すべてが初めてだったから不器用でときめくばかりで、あの時期の記憶たちがまだ夢のようだが、僕は今どこへ向かうのだろう」
「僕はこの歌を歌い、君に戻るよ。美しかった君にまた会えるならば、君とこの歌を聴いて、最後のダンスを踊るんだ。この瞬間を記憶していつまでも(Just one last dance)/音楽は流れ続けて、ここで君を待っている僕にチャンスをくれ、どうか、ただ一度だけ、切に約束するよ、そんなに長くはないから」
「僕はこの歌を歌い、僕はこの歌を歌い、君に戻るよ。美しかった君にまた会えるならば、君とこの歌を聴いて、最後のダンスを踊るんだ。この瞬間を記憶していつまでも(Just one last dance)」
「君と手を握って踊った昨夜、まばゆいばかりに光る美しいOne last smile、赤橙黄色緑、分からなかったエクスタシー、僕が見て感じた世界とは似合わない」
「終わり」「去っていくのですね」「最後」「記憶して」などの表現が目耳を奪う。10年間、いつも傍で見守り応援してくれたファンに、しばらくの別れを伝えるニュアンスだ。
メンバーたちも「LAST DANCE」に真心を込めたと明かした。カムバックカウントダウンとして進行したVライブでV.I(スンリ、26)は「『LAST DANCE』がとても良い。聴けば BIGBANGの10年が浮かんでくる。僕らを表現してくれる歌」と満足感を示した。
4分40秒に込められた「BIGBANG」の思い。メンバーの気持ちを代弁する曲が、「LAST DANCE」だ。ファンがリピート再生するほかない理由がここにある。
OSEN
聞けば聞くほど泣ける