スンリ 軍入隊が逃避性?
過度なバッシングは無理がある
グループビックバン出身のスンリが 9日、現役で入隊する。 入隊は確定したが、依然として彼の行動を見守る人々の視線には不満が満ちている。
スンリは9日、江原道鉄原郡(チョルウォングン)陸軍6師団の新兵教育隊に入隊する予定だ。 約5週間の基礎軍事訓練を終えると、この部隊に配置され、本格的に軍服務を開始する。 陸軍側は「スンリと関連して追加措置はない」とし、スンリが一般人と同等の待遇を受けるという点を強調した。
すでに昨年、軍入隊予定だっただけに、捜査を終えたスンリの今回の動きは当然の手順だ。 勝利関連事件は関連法によって裁判、捜査管轄権が軍事裁判所に移送される。 これにスンリに対する裁判手続きが残っているという理由で一部では「逃避性軍入隊」と批判する。 しかし、このような見方とは違って、スンリにとって軍事裁判の過程まで恩恵だと指摘するのは無理があるという指摘がある。
もちろん、スンリの軍入隊を不愉快に思うのも一理ある。 事件を移管された軍事裁判所と軍検事が公訴維持を十分にできるのかという疑問が提起されており、マスコミの取材が難しくなり、スンリ 事件がうやむやになるのではないかという憂慮も出ている。 --スンリが軍事裁判によって軍服務ができないという声もある。
しかし、このような憂慮が現実となったとしても、それをスンリに責任を問うことはできない。 むしろ2度も拘束令状を申請したにもかかわらず、身柄確保に失敗した捜査機関に責任を問うのが妥当だ。
スンリは性売買斡旋と横領、常習賭博の疑いなどで、昨年5月と今年1月、二回にわたって令状が申請されたが、全部棄却された。 ソウル中央地検は今月1月30日スンリを性売買斡旋など行為の処罰に関する法律違反、常習賭博、外国為替取引法違反などの疑いで在宅起訴した。 マスコミの爆発的な関心の中で、長時間にわたって広範囲な捜査をしたにもかかわらず、結果はみすぼらしかったわけだ。
もちろん、捜査過程でスンリは反省どころか、平然と体育館を訪れて運動をしたり、高級スパを訪問して議論に巻き込まれたりした。 そして、各種マスコミを通じて提起されたスンリ関連疑惑が決して軽くはない。 しかし、これは彼が軍服務をすることとは別問題だ。
兵務庁は スンリ事件と関連し、「一貫して公正な判決が行われるよう検察と積極的に協力する」とし、公正な裁判を約束した。 特に、これまでスンリ事件を担当した民間検事は、裁判過程に派遣され、軍検事とコラボレーションするだけに、ずさんな裁判進行になるだろうという懸念は杞憂に過ぎないというのが、軍関係者らの共通した意見だ。
特に、現行制度上軍事裁判は1、2審だけを担当して3審は最高裁判所が担当することになっている。 したがって、スンリ側、あるいは検察側から1、2審の裁判結果に不服とするなら、民間で最終判決を受けることになる。
@デイルリアン
リハンチョル記者
入隊まで D-3